中3 2学期 中間テスト対策 part1
中3 2学期 中間テスト対策 part1
疑問詞+to不定詞
文の途中に「疑問詞+to不定詞」という形がきて、文の目的語とする使い方があります。次のような使い方になります。
- 形 : 疑問詞 + to不定詞
- 訳し方: 〜したらいいのか
例)
I don't know when to start.
↑ ↑
疑問詞 不定詞
(私はいつ始めたらいいのか分かりません)
その他)
- where to go(どこに行ったらいいのか)
- which to choose(どちらを選んだらいいのか)
- what to do(何をしたらいいのか)
- how to use this computer(このコンピュータの使い方)
※「how to〜」は『〜の仕方』と訳すのがふつう。
問題 1
次の日本文の意味と同じになるようにカッコに適語を入れなさい。
1.あなたは何を勉強するかもう決めましたか?
Have you decided ( )( )( ) yet?
2.彼女はどこでパスポートを手に入れればいいのか分かりません。
She doesn't know ( )( )( ) a passport.
解答・解説
ここでは「疑問詞+to不定詞」の練習です。ポイントは日本語訳が「〜したらいいのか」となることと、「how to」が「〜の仕方」となることです。
1.あなたは何を勉強するかもう決めましたか?
Have you decided ( )( )( ) yet?
このような穴うめ問題の場合は、日本語と英語を照らし合わせて、どの部分が抜けているのかを考えます。すると
「あなたは決めましたか / 何を勉強するか / もう?」
「Have you decided / ( )( )( ) / yet?」
このように分割できるので、カッコの部分は「何を勉強するか」という部分だと分かります。
「何を勉強するか」は「何を勉強したらいいのか」と同じと考えて
- 「何を」 → 「what」
- 「勉強したらいいのか」 → 「to study」
となるので、答えは次のようになります。
正解:Have you decided ( what )( to )( study ) yet?
2.彼女はどこでパスポートを手に入れればいいのか分かりません。
She doesn't know ( )( )( ) a passport.
2番も同じように考えてみましょう。
「彼女は分かりません / どこで手に入れればいいのか / パスポートを」
「She doesn't know / ( )( )( ) / a passport.」
抜けているのは「どこでパスポートを手に入れればいいのか」という部分です。
今はどちらの問題も「〜したらいいのか」という部分だと分かっているので、いちいちこんなことをしなくても戸思うかもしれませんが、色々な分野の問題が混じっている問題の場合にはこのように考えていくことが大切になります。
- 「どこで」 → 「where」
- 「手に入れたらいいのか」 → 「to get」
となり、正解は
正解:She doesn't know ( where )( to )( get ) a passport.
問題2
次の日本文を英文に直しなさい。
1.私は父の誕生日に何を買えばいいかなぁ。
2.彼は三味線(shamisen)の弾き方を習っています。
解答・解説
日本語を英文に直す場合も「問題1」で行ったように日本文を分割して考えます。ただし、日本語と英語では語順が違うのでその点に注意してください。
1.私は父の誕生日に何を買えばいいかなぁ。
ここで最後の「かなぁ」って何だ?と思った人が多いでしょう。
この言い方は英語では決まっています。
間接疑問文という単元でよく出てくるのですが、せっかくですのでここで覚えてしまいましょう。
「〜なのかなぁ」
→「I wonder 〜」
「I wonder 〜」で「〜なのかなぁ」と訳します。「私は・・・」などとはしません。ここでもこの表現を使っていきます。それでは続きを見ていきましょう。
「私は / 父の誕生日に / 何を買えばいい / かなぁ」
↓英語の順番に直すと・・・
「(私は)かなぁ / 何を買えばいい / 父の誕生日に」
↓英語にしていくと・・・
「I wonder / what to buy / for my father's birthday.」
正解:I wonder what to buy for my father's birthday.
2.彼は三味線(shamisen)の弾き方を習っています。
同じように考えていきます。
「彼は三味線(shamisen)の弾き方を習っています」
↓意味のカタマリで切る。
「彼は / 三味線(shamisen)の弾き方を / 習っています」
↓英語の順番に直す。
「彼は習っています / 三味線の弾き方を」
↓英語にしていく。
「He is learning / how to play the shamisen.」
「〜の仕方」は「how to 〜」とする。
「how」には「どのように」という意味があるので「どのように〜したらいいのか」としても同じ意味になるが、テストの問題では「〜の仕方」で出題されるのでこの言い方で慣れておいた方がいいでしょう。
正解:He is learning how to play the shamisen.