練習しないで県大会に挑みますか?
あなたは部活動をしていますか?
部活にも色々あります。例えば、
- 野球部
- サッカー部
- テニス部
- 陸上部
- 剣道部
- バスケット部
- ソフトボール部
- バレー部
などの運動部があります。また文化部でも
- 吹奏楽部
- 書道部
- 科学部
- 英語部
- 美術部
などなどたくさんありますね。想像してください、あなたが県大会に出場できるようになったことを。
県大会に出場できるようになるにはそれまでにも相当な練習をしていかないと無理ですよね。みんながそれを目指してしのぎを削っているのですから。
どの部活であろうと県大会に出場するとなれば相当な練習が必要ですし、県大会出場が決まってからは更に練習に練習を積み重ねることでしょう。
では、自分の本当の部活に当てはめて考えて下さい。ここでは説明のために仮に「サッカー部」だとして話を進めます。
あなたはサッカー部です。
今回日頃のハードな練習の結果、県大会に出場が決まりました。みんなで大喜びをしています。
顧問の先生からも
「よし、ここまでこれたのもみんなの努力の結果だ。
県大会で最大の実力を発揮できるように精一杯頑張ろう!」
という励ましの言葉をもらって更に練習に励みます。毎日毎日遅くまで練習をくり返し、どうしてもうまくいかないプレーは自主練習も行い技術を磨きます。
ときには家に帰ってからもイメージトレーニングをしたり、体を動かしたりして少しでも持てる力を最大限に上げていこうと頑張ります。
そしていよいよ大会当日、試合が行われました。優勝はしなかったものの、ベスト4に入れました。みんな悔いのない満足感で一杯になり、健闘をたたえあいました。
それまでどの程度県大会に出場していたかという前提によっても違いますが、たとえ優勝は逃してもこれだけやったとすれば悔いはないでしょう。
ここで注目してもらいたいことがあります。
“全力を尽くして試合に臨んだということです。”
県大会やそれ以外の普通の試合でもそうです。それらに臨むときに何もせずにいきませんよね、ふつう?
それなのに、部活では一生懸命やっている人でも中間テストや期末テストになると何の対策もしないで(何もしないというのはテスト3日前くらいから勉強を始める人も入ります)、テストを受けてしまう人がおおいのです。
考えられますか?
さっきの例で言えば大切な試合の3日前あたりから
『しょうがない、少しはやるか』
と始めて、やっと取り掛かったかなと思ったら、
「飽きた、もういい」
「もう十分やったからオッケー」
「とりあえず教科書を読んだ」
「学校のワークはもう終わったからいいや」
↑(×ばっかりで、覚えていないままなのに)
「前の日に徹夜でやるから大丈夫」
試合を目の前にしてこんなことをいいますか?
部活の大会は大切ですが、中間・期末テストも同じくらい大切です。
どちらも“どうでもいい”ということはないのです。
あなたは戦争に行くことになりました
次にもう一つ突拍子もない想像ですが、聞いてください。
あなたは突然戦争に行くことになりました。
相手はマシンガンやキャノン砲などの近代兵器満載のアメリカ兵です。
あなたはそれに立ち向かっていきます。
あなたの武器は・・・
両手に大きな石を1つずつもているだけ・・・。
あなた:「うりゃー、ヤラレテたまるか〜(両手に石を持って)」
アメリカ兵:「ファイヤー! (ダダダダダ!)」
あっという間に勝負はつきます。
あなたはこれまでにどのくらい勉強の習慣をつけていますか?
もしも定期テストの直前に「ちょこっとだけ」やってその場をしのいできてような勉強の仕方だとしたら、あなたの高校受験も上の戦いのように
『勝負は見えています』
そろそろ本気になって
「毎日」
「宿題だけでなく」
「習慣をつけて」
勉強をしていく必要があります。
“継続は力なり”です。