一般動詞の否定文
前回の復習
英語で動詞といったら2種類
- 1.be動詞(is, am, are)
- 2.一般動詞(たくさんある)
一般動詞の例
- like → 〜が好き
- love → 〜が大好き
- play → (楽器)をひく (スポーツ)をする
- know → 〜を知っている
- have → 〜を持っている 〜を飼っている 〜を食べる
- speak → 〜を話す
英語と日本語で並び方が違う
- 英語 → I / play / tennis.
- 日本語 → 私は / します / テニスを
1.だれが 2.どうする 3.何を
という順番で並べる
英語の文で使う動詞は1つだけ
- 正:I play tennis.(私はテニスをします)
- 誤:I am play tennis. ←動詞が2つ入っている
※「I am tennis.」は動詞が1つしか入っていないが「私はテニスです」になっているからダメ。
一般動詞の否定文
久美ちゃんこんにちは。
前回は「一般動詞」という新しい種類の動詞の解説をしたけど理解はできているかな?
はい、大丈夫です。
それじゃ今回は前回勉強した一般動詞を使った文の「否定文」を解説していこう。まずは「一般動詞の否定文」の意味だけど、これは
「〜しません」
という意味になる文のことだよ。これまでに「be動詞の文」で「〜ではありません」という文になったことを考えればすぐに分かると思うんだよね。
be動詞の文のときは「〜です」という意味の否定文だから「〜ではありません」となっていたけど、一般動詞の文のときは「〜します」という意味の否定文だから「〜しません」となるんだよ。
なるほど。
次に英語で否定文を作るときの形だけど、その話が今回のメインテーマだよ。次の例文を見てごらん。
例)
- 肯定文:I play tennis. (私はテニスをします)
- 否定文:I don't play tennis. (私はテニスをしません)
上の文を見比べてみて。下の否定文は「don't」という単語が新しく入っているね。この単語をどこに入れたらいいのかも確認してね。
“一般動詞の前”だよ。
また、文の意味が「〜しません」と変わっているよね。それから、この「don't」というのは「do not」という2つの単語が合わさった形(短縮形)になっているということも覚えておこう。
どちらも同じ意味の否定文
- I don't play tennis. =I do not play tennis.
ここまでは分かったかな?
はい分かりました。
では次に練習問題をやってみよう。
一般動詞の否定文
- 形は? → don't(do not)を一般動詞の後に入れる。
- 意味は? → 〜しません
- どこに入れるのか? → 一般動詞の前
一般動詞の否定文〜練習問題〜
では次の問題を考えてみようか。
(問題)次の英文をそれぞれ否定文に書きかえなさい。また意味も答えなさい。
- 1.I speak English.
- 2.You know my father.
- 3.I like this song.
はい、え〜と。ポイントは、
一般動詞の前に「don't」か「do not」を入れればいいんですよね。そうなると、
1番:I don't speak English. (私は英語を話しません)
2番:You don't know my father. (あなたは私のお父さんを知りません)
3番:I don't like this song. (私はこの歌が好きではありません)
となって、どの問題も「don't」を「do not」ということもできる。 これでどうでしょうか?
そうだね、全問正解だよ。
それじゃ、ここまで分かったらあとはもっと問題をたくさん解いていって慣れればいいだけだから。
あと、こういった文法(ルール)は分かっても単語が書けないとダメだからね。一つひとつ覚えていくようにしてよ。
はい分かりました。
今回のまとめ
今回は一般動詞の否定文を解説しました。前回から解説をしています「一般動詞」ですが、今回勉強している一般動詞の否定文は非常に大切です。英語が分からなくなってくるのがこのあたりだからです。
ここでも今後「be動詞」と「一般動詞」の違いによって、それぞれ否定文と疑問文の作り方にどのような違いがあるのかを解説していきますが、こうして「一般動詞」を勉強しているときにも常にそのことを意識してください。
一般動詞の否定文
- 形 :一般動詞の前にdon't(do not)を入れる。
- 意味:〜しません
<例文> 肯定文:I like tennis. (私はテニスをします) 否定文:I don't like tennis.(私はテニスをしません)