I amの文(肯定文) 英文の書き方
日本語と英語はどこが違う?
それでは今回から英語の勉強を始めていくよ。
よろしくお願いします。
その前に日本語と英語ではどこが違うのかをお話しておくね。英語ではアルファベット、日本語では漢字やひらがなといった見た目も当然違うよね。でもこれから英語を勉強していく上で一番意識しておかないといけないのが「語順」なんだよ。
「語順」…ですか?
そう語順。語順というのは、“言葉の並ぶ順番”のことだよ。
たとえば日本語で
「私は昨日ディズニーランドに行きました」
と言ったとするよ。この意味はわかるでしょう?
はい、分かります。
これを英語で言おうとした場合、英語が苦手な人は日本語と同じ順番で英語1にしてしまう間違いがすごく多いんだよ。どういうことかというと、この日本語を英語にしようとした時に
最初は「私は」を英語に直し、次に「昨日」を英語に直し、次に「ディズニーランド」を英語に直し・・・
という具合に日本語と同じ順番でただ日本語の単語を英語に直しただけというようにしてしまうということだよ。
えっ、それじゃダメなんですか?
そう、それじゃまったくダメなんだ。日本語と英語では語順、つまり単語の並ぶ順番が違うからそのことを最初にしっかり頭に入れておいてね。
分かりました。
<ポイント>
日本語と英語では語順が違う。
I am の文
そうなると気になるのは“英語の語順”だよね。それをこれから勉強していくことになるからね。
そして今回勉強するのが「私は〜です」という言い方だよ。
英語では「I am 〜.」と書いて「アーイ アム」と言うんだけど、これは聞いたことがあるかもしれないな。
あっ、聞いたことあります。
例えばこういう風に使えるんだよ。
「I am Yukie.」 (私はユキエです)
「I am Takeshi.」 (私はタケシです)
「I am Kaname.」
(私はカナメです)
久美ちゃんが自分の名前で言ったらどうなるかな?
「I am Kumi.」でいいんですか?
そうだね。このように「私は〜です」と言いたければ、「I am 〜.」という言い方に当てはめていけばいいんだよ。
また、人の名前や国や県、市などの名前は文の途中でも大文字で始めるというルールがあるからこれもあわせて覚えておいておこう。このような単語を「固有名詞」というよ。
分かりました。
<ポイント>
「I am 〜.」
(私は〜です)
固有名詞は文の途中でも大文字で始める
英文を書くときの注意点
ところで、英語の文を書くときにいくつか注意することがあるからそれを話しておくね。まず初めは、
「英文の最初は大文字で始める」
ということ。英語の文は大文字で書き始めるというルールがあるからね。
次に2つ目は、
「英文の最後にはピリオド( . )を書く」
ということ。日本語でも文の最後にはマル( 。)をつけるよね。
3つ目は、
「単語と単語の間は適度に開ける」
ということ。英語は日本語と違って全てアルファベットで書いてあるでしょう。だから単語と単語の間が切れていないと全部くっついて何のことか分からなくなってしまうんだよね。ちょっと下の文をみてごらん。
「IamKumi.」
これはさっきの「I am Kumi.」をくっつけて書いたんだけどどう、読みやすいかな?
ぜんぜん読みやすくないです…。
でしょう?
このようにこれから英文を書いていくことになるけど、この3つのことに気をつけて書くようにしてね。
はい気をつけます。
<ポイント>
英文を書くときの注意
- 1 文の最初は大文字。
- 2 文の最後にはピリオド
- 3 単語と単語の間は開ける
今回のポイント
今回は「I am 〜.」という文の説明をしましたが分かりましたか?これにあわせて文の作り方やその他の関係することもお話しました。最後に今回の内容をまとめておきます。
1 日本語と英語では語順が違う。
このことを最初に意識して英語の勉強を始めていくかどうかで理解がぜんぜん違ってきます。しっかり覚えておいてください。
2 「I am 〜.」(アーイ アム)(私は〜です)
自己紹介をする場合などに使います。名前をいうだけではなく後ろに「a boy(少年)」という単語を続けて「I am a boy.」(私は少年です)という言い方もできます。
3 固有名詞は大文字で始める。
固有名詞というのは「世界に一つしかないもの」と覚えておくといいでしょう。「国、県、市、町や川などや人名」です。人名は「同じ名前の人がいる」と思うかもしれませんが、同じ名前でも別人ですから世界に一人です。
4 英文を書くときの注意
- 文の最初は大文字。
- 文の最後にはピリオド
- 単語と単語の間は開ける
最初の頃はこれをうっかり忘れてしまうので気をつけましょう。特に1学期の中間テストではここで点を落としてしまうともったいないので気をつけましょう。