中2 3学期 期末テスト対策 中学英語の勉強法




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中2 3学期 期末テスト対策

中2 3学期 期末テスト対策

問題

次の文のカッコ内の語を適切な形に直して意味の通る文に書きかえなさい。

 

(1) I hope ( hear ) from you soon.
(2) They enjoyed ( watch ) the movie last Sunday.
(3) She wanted ( be ) a popular singer.
(4) Stop ( talk ) in the library.
(5) You have to finish ( play ) the video game soon.

解答・解説

今回は動名詞と不定詞の混合問題を出してみました。この内容はテストでもよく出されるところです。まずはポイントを確認してみましょう。

  • <動名詞>
    形 :〜ing
    意味:〜すること

  • <不定詞>
    形 :to + 動詞の原形
    意味:名詞的用法(〜すること)
    形容詞的用法(〜するための)
    副詞的用法(〜するために,〜して)


これが基本中の基本になります。そしてこの2つを見比べてみると、動名詞の意味と不定詞の「名詞的用法」が同じ「〜すること」となっています。ですからこの2つは“基本的に”書きかえができます。

例)I like to swim.

 

=I like swimming.

 

(私は泳ぐことが好きです)


このルールがいつでも言えるのなら簡単なのですが、これには例外がありました。それが4つあります。

  • 例外1)後ろに動名詞(〜ing)だけをとる動詞
    enjoy (〜を楽しむ), finish (〜を終える)
    mind (〜を気にする), give up (〜をあきらめる)

 

例)She finished using a computer.
            ×to use

 

(彼女はコンピュータを使い終えました)

  • 例外2)後ろに不定詞(to 〜)だけをとる動詞
    want(〜を欲する), hope(〜を望む)
    decide(〜を決める), wish(〜を願う)

 例)I decided to go to America.

         ×going
   (私はアメリカに行くことを決めた)

  • 例外3)後ろが動名詞と不定詞で意味が変わる動詞
    stop 〜ing(〜するのをやめる)
    stop to 〜(〜するために立ち止まる)


 例)He stopped smoking.(彼はたばこを吸うのをやめた)

 

He stopped to smoke.(彼はたばこを吸うために立ち止まった)

  • 例外4)前置詞の後ろは動名詞 
    例)He is good at speaking English.
               ↑
              前置詞

     

    (彼は英語を話すのが得意です)

     

    ※be good at 〜 〜するのが得意



このような“原則”と“例外”がありました。これらのことをしっかり頭に入れておかないと今回の問題は解けません。それでは見ていきましょう。


(1) I hope ( hear ) from you soon.


この問題はカッコの前に「hope」という動詞があります。上で話した「例外2」にありますね。ですから答えは後ろに不定詞がくることになります。


hear from 〜 〜から便りがくる


正解:I hope ( to hear ) from you soon.  

(私はすぐに彼から便りがくることを望んでいます)




(2) They enjoyed ( watch ) the movie last Sunday.


この問題のカッコの前には「enjoy」という動詞があります。これは「例外1」にあたります。ですから後ろには動名詞がくることになります。


正解:They enjoyed ( watching ) the movie last Sunday.

(彼らはこの前の日曜日にその映画を見て楽しみました)


(3) She wanted ( be ) a popular singer.


この問題のカッコの前には「wanted」という動詞があります。これは「例外2」にあたります。もう分かるでしょう。後ろには不定詞が入ります。


正解:She wanted ( to be ) a popular singer.   

(彼女は人気がある歌手になりたかった)




(4) Stop ( talk ) in the library.


この問題のカッコの前には「stop」があります。これは「例外3」です。この「stop」は注意をしてください。後ろの形はその内容によって使い分ける必要がありました。


この文の場合「図書館の中では話すのをやめなさい」という意味になればおかしくないですね。形を間違えると、


「図書館の中で話をするために立ち止まりなさい」


となってしまいますから間違えないように(笑)


正解:Stop ( talking ) in the library.  

(図書館の中では話すのをやめなさい)




(5) You have to finish ( play ) the video game soon.


最後の問題です。
この問題のカッコの前には「finish」があります。これは「例外1」にあたります。例外1は上でも出ましたので簡単でしょう。後ろは動名詞になります。


正解:You have to finish ( play ) the video game soon.

(あなたはすぐにビデオゲームをするのをやめなければいけません)


今回は「例外4」の問題は入れていませんでしたが、「前置詞の後ろは動名詞」というのも忘れがちで大切なきまりですから、今回の「原則と例外4つ」は必ずおさえておいて下さいね。




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