現在進行形の疑問詞を使った文
前回の復習
<現在進行形の否定文と疑問文の作り方>
現在進行形の形は「be動詞 + 〜ing」 ↓ be動詞の入った文の場合、否定文と疑問文の作り方は・・・ ↓ 否定文 → be動詞の後ろにnotを入れる。 疑問文 → be動詞を主語の前に出す。 ↓ 現在進行形の場合もこのルール。
例) 肯定文:He is studying English. (彼は英語を勉強しています)
否定文:He isn't studying English. (彼は英語を勉強していません)
疑問文:Is he studying English? (彼は英語を勉強していますか)
Yes, he is. / No, he isn't. (はいしています / いいえしていません)
疑問詞を使った現在進行形の文
前回までで現在進行形の文の肯定文・否定文・疑問文といった基本的な使い方は説明をしました。
そこまでの内容は理解できましたか?そうしたらあとは疑問詞を使った言い方を説明して終了となります。それでは疑問詞を使った文を早速見ていくことにしましょう。
これまでにも疑問詞を使った文というのは習ってきましたね。その時にどのように考えて文を作っていったのか考えてみると、
「疑問詞 + 疑問文」
という形になっていたと思います。例えば、
What is this? Who are you? Whose book is that?
これらの文はbe動詞が使われていますが、全て最初に「疑問詞」があり、その後ろに「be動詞+主語」という順番になって疑問文の形になっています。
次に下の文を見てください。
What do you eat? When do you visit Kyoto? Where does he live?
これらの文はさっきとは違って一般動詞が使われています。しかし、それでも全て最初に「疑問詞」があり、その後ろには疑問文が続いています。
このように疑問詞を使う疑問文では、最初に「疑問詞」、次に「疑問文」という順番に並べていくというルールがあります。
そして、このルールは今回の「現在進行形」でも全く同じです。そもそも現在進行形は「be動詞+〜ing」という形で、be動詞を使った言い方ですよね。それでは、そこまで分かったら実際に文を見てみましょう。
- What are you eating? (あなたは何を食べていますか)
- Who is he waiting for? (彼は誰を待っているのですか)
- What time are you calling? (あなたは何時に電話をしているのですか)
どうですか? どれも最初に「疑問詞」がきて、次に「疑問文」がきていますね。このように分けて考えれば難しくないと思いますので、色々な文を書いて、読んでみて慣れてください。では、最後に答え方を簡単に確認してみましょう。
疑問詞を使った現在進行形の文の答え方
- What are you eating? (あなたは何を食べていますか)
→ I am eating icecream. (私はアイスクリームを食べています)
- Who is he waiting for? (彼は誰を待っているのですか)
→ He is waiting for his brother. (彼はお兄さんを待っています)
- What time are you calling? (あなたは何時に電話をしているのですか)
→ I am calling my friend. (私は友達に電話をしています)
注意点はどれも答える時に「Yes / No」を使っていないというところです。 これも疑問詞を使った文の答え方で以前に解説したことと同じですよね。
「誰を待っているの?」 →「はいそうです」
ではおかしいですから(笑)
ということで、今回はここまでです。 次回は「現在進行形の文で下線部をたずねる疑問文」のとき方と考え方を解説していきます。
今回のまとめ
<疑問詞を使った疑問文>
- 「疑問詞 + 疑問文」
- 「Yes / No」では答えない。
例) What are you eating? (あなたは何を食べていますか) ↓ I am eating icecream. (私はアイスクリームを食べています)