2学期中間テスト対策 part1
「What」で始まる疑問文
ポイント
- 「What」は「何」という意味。
- 疑問詞といって普通は文の最初に持ってくる。
- 後ろは疑問文の形になるが、「be動詞」と「一般動詞」のどちらがくるかで使い分けられるようにするのがポイント。
- 答えはどちらも「Yes / No」を使わない。
- 最後は下げ調子で読む。(最後は下げて読む)
例
「be動詞の場合」
What is this?
(これは何ですか)
「一般動詞の場合」
What do you have for breakfast?
(あなたは朝食に何を食べますか)
問題
次の日本文を英文に直しなさい。
1.あれは何ですか。― それはピアノです。
2.あなたは何を勉強しますか。― 私は英語を勉強します。
3.あなたの好きな教科は何ですか。― 私の好きな教科は英語です。
解答・解説
この問題を解説する前に確認をしておきたいことがあります。それは
- 「動詞」には「be動詞」と「一般動詞」という2種類がある。
- それぞれ否定文や疑問文の作り方、答え方が違う。
ということです。
中学1年生で英語を習っていく時に絶対に理解できていないとまずいのがこの点です。
この2つの違いがあるということが分からず、あるいはなんとなくは分かるけど、よく分かっていない。というまま英語の勉強をすすめていってしまうと、必ず近いうちに成績が伸び悩むか下降していきます。
2学期にもなれば「be動詞」も「一般動詞」もすでに両方を学習済みです。
その時点でこの2つの違いが分かっていないとしたらすぐにでも、その勉強をしてください。
では1番から解説をしていきます。
今回の問題は全て「what」を使った文です。しかし、今お話をした「be動詞」と「一般動詞」のどちらを使うのかは自分で考えていかないといけません。どのように判断していくのかに注意して読み進めてください。
1.あれは何ですか。― それはピアノです。
この文は短く、またよく出てくるので既に文自体を覚えているかもしれませんね。日本文を英文にしていく時には、まず意味のカタマリで分割していきます。
「あれは / 何 / ですか」
↓
「何」は「What」で文の最初に持ってくる。
「あれは / ですか」は疑問文の形に直す。
→「is that」
ここでは「です」という言葉が出てきているので「be動詞」を使うと分かります。 ↓
「What is that?」
次にこの疑問文に対しての答えです。
「それは / ピアノ / です」
↓英語の順番に並べると・・・
「それは / です / ピアノ」
↓
「It is a piano.」
※「a」を忘れないように。
正解:What is that? ― It is a piano.
2.あなたは何を勉強しますか。― 私は英語を勉強します。
この問題も同じように考えて見ましょう。
「あなたは / 何を / 勉強しますか」
↓
「何を / あなたは / 勉強しますか」
↓
「勉強します」は「study」という一般動詞。
一般動詞の疑問文の形は「do you study」
↓
「What do you study?」
次にこの疑問文に対する答え。
「私は / 英語を / 勉強します」
↓
「私は / 勉強します / 英語を」
↓
「I study English.」
正解:What do you study? ― I study English.
3.あなたの好きな教科は何ですか。― 私の好きな教科は英語です。
最後の問題です。ここでも同じように考えます。
「あなたの好きな教科は / 何 / ですか」
↓
「何 / あなたの好きな教科は / ですか」
↓
ここで使う動詞は「ですか」とあることから「be動詞」だと分かります。「教科」に対するbe動詞なので「is」だと分かります。
↓
「What is your favorite subject?」
「大好きな」 → 「favorite」
「教科」 → 「subject」
次に答えの文
「私の好きな教科は / 英語 / です」
↓
「私の好きな教科は / です / 英語」
↓
「My favorite subject is English.」
2番と3番は似たような日本文ですが、使われている動詞が違うので英文の作り方がずいぶん違ってくることが分かりましたか?
What is your favorite subject?
正解:My favorite subject is English.