ゆとり教育が終わった結果・・・
ゆとり教育が終わり教科書が改訂された結果
最近しみじみ感じたることがあります。
それは「ゆとり教育」が終わって教科書が改訂されましたが、ずいぶんと内容が難しくなっているなぁということです。
英語だけでも以前よりも学年によって多少の違いはありますが、1つの文が明らかに長くなり、また難しくなっています。
また、中2の理科では並列回路の全体抵抗の求め方が復活しています。(単純な足し算ではないので面倒)
どの科目にもいえますが、これからは間違いなく表面的な勉強やつけ焼き刃的な勉強のやり方ではほとんど点が取れなくなってきます。
あくまでも公立中学での話ですが、ゆとり教育の時には、要領の良い生徒はポイントを押さえて少し時間をとれば80点くらいとれるような問題が多くありました。
教科書の内容が浅いので、学校の先生も深い問題を作りようがないという側面があったからです。
しかし、教科書が一斉に改訂されて、教科にもよりますが以前までは全く範囲になかったものがたくさん組み込まれてきました。
そのほかにも「発展内容」が教科書に載っていて先生の判断で教えてもよいことになっています。(必ず教えなければいけないものではありません)
もしも担当の先生がそういった「発展内容」にもふれた場合には中間・期末テストでそこも出されるかもしれません。
- 一つひとつの内容が難しくなった。
- 1年間に習う内容が増えた。
これらのことを考えると、
「1つの内容を理解するのに時間がかかるようになる」
↓
「その後たくさん問題を解く」
↓
「内容理解を深めると同時に問題に慣れていく」
ということがそれぞれの科目の単元ごとに必要になってきます。
ノホホンとして、1週間前に部活が休みになっても
「まだ大丈夫だよ」
なんて言っている余裕は間違いなくないですよ。