入試対策問題 part4(byを使わない 表現)
byを使わない表現
(問題)次の日本文にあう英文になるように空欄に適語を入れなさい。
(1) 彼女はアメリカの歴史に興味があります。
She is ( )( ) American history.
(2) 紙は木から作られています。
Paper is ( )( ) woods.
(3) この模型飛行機は紙で作られています。。
This model plane is ( )( ) paper.
(4) 牛乳はチーズに加工されます。
Milk is ( )( ) Cheese.
(5) 私たちはそのニュースに驚きました。
We ( )( )( ) the news.
(6) その山は雪で覆われています。
The mountain is ( )( ) snow.
解答・解説
(1) 彼女はアメリカの歴史に興味があります。
She is ( )( ) American history.
「〜に興味がある」というのは「be interested in 〜」
この問題の場合、be動詞の「is」がすでに入っています。
正解:She is ( interested )( in ) American history.
(2) 紙は木から作られています。
Paper is ( )( ) woods.
「〜から作られている」という表現には注意が必要でした。
それは、“材料”なのか“原料”なのかで使う前置詞が違ってくるからです。
「be made of 〜」→ 材料
「be made from 〜」→ 原料
という使い分けが必要になります。この「材料」と「原料」というのはどう違っていたでしょうか?それは、
できあがった物が、見た目で何から作られているのか分かる場合。
→ 材料
見た目からは何で作られているのか分からない場合。
→ 原料
と判断するのでしたね。
では、この問題の場合はどちらでしょう。
「紙は木から作られている」ということですが、紙は真っ白で、薄いものですが、木はごつごつとしてこげ茶色ですよね。
このことから、できあがった物(紙)を見ても、元になっている物(木)からできているということは、知っていなければ分かりません。
ですからこの問題の場合は“原料”と考えて“from”を使うと分かります。
正解:Paper is ( made )( from ) woods.
(3) この模型飛行機は紙で作られています。。
This model plane is ( )( ) paper.
できあがった物 → 模型飛行機
元になった物 → 紙
この場合、紙で作ってある模型飛行機ですから、見た目ですぐに分かります。つまりこの問題の場合は“材料”のパターンになります。したがって正解は、
正解:This model plane is ( made )( of ) paper.
(4) 牛乳はチーズに加工されます。
Milk is ( )( ) Cheese.
さて、この問題はどうでしょう?
2番と同じ「紙」が出てきていますが、上で説明したことを考えてみて下さい。
次もまた「made」を使う表現です。
今度は「〜に加工される」という言い方になります。
これは「be made into 〜」といいます。
正解:Milk is ( made )( into ) Cheese.
(5) 私たちはそのニュースに驚きました。
We ( )( )( ) the news.
この表現は受験生なら絶対に知らない人はいないというくらい有名ですし、基本的な問題です。
ということは大切なので念のため確認をしておきましょう。知らなかった人はここで覚えてくださいね。
ちなみに、この問題は過去形になっているので気をつけてください。
正解:We ( were )( surprised )( at ) the news.
(6) その山は雪で覆われています。
The mountain is ( )( ) snow.
最後は「〜に覆われている」という表現ですね。
これは「be covered with 〜」といいます。
正解:The mountain is ( covered )( with ) snow
今回は受動態でbyを使わない表現を確認しました。byと変わって使われる前置詞が大切になってきます。
しかし、当然ですが、その前にある単語も書けるようにしておいて下さいね。