食卓でものを勧める表現
食卓でものをすすめる表現
今回は日常会話でも使われる「食卓でものをすすめる表現」を解説していきます。
中間テストや期末テストだけでなく、高校入試でもよく出てくる表現ですので、何度も声に出して発音し、覚えていくようにしてください。
- 1.Please help yourself.
どうぞご自由にお召し上がりください
※「yourself」というのは「あなた自身」という意味で、この文を直訳すると「あなた自身を助けてください」となり、上のような意味になります。
- 2. Thank you.
ありがとうございます。
※1で勧められたのでお礼を言っています。
- 3. Would you like some more?
もう少しどうですか。
※「Would you like 〜?」は「Do you want 〜?」の丁寧な言い方で、〜はいかがですかというニュアンスです。
※疑問文で「some」を使っている時は「遠慮しないでYesと言って」という気持ちが込められています。
- 4. Yes, please.
はいお願いします。
※3番の質問に対してお願いする時にはこのように答えます。また逆にいいえけっこうですと断る時にはNo, thank you.と言います。
- 5.It's delicious.
おいしいです。
※ただおかわりをするのではなく、このような一言をつけてあげると相手の人も喜びます。
- 6.What would you like to drink?
何が飲みたいですか。
※3番の「would you like 〜?」は「〜が欲しいですか」という意味でしたが、ここでは「would you like to 〜?」という非常に似た表現が出てきています。これは
Would you like 〜? = Do you want 〜?
(〜が
欲しいですか)となり、〜の部分には「名詞(ものの名前)」が入ります。
それに対して
Would you like to 〜? = Do you want to 〜?
(〜がしたいですか)
では〜の部分に「動詞の原形」が入ります。これはいわゆる不定詞です。
違いは「to」が入っているか、いないかです。
- 7. May I have some water?
水をいただけますか。
※この「May I have 〜?」という言い方は「〜をいただけますか」という言い方で、「Give me 〜」という言い方に比べて丁寧な言い方になります。
ちなみに「名前は何ですか」という言い方でも皆さんがよく知っている言い方は
What's your name?
だと思いますが、これだと目上のものが目下のものにいう言い方になり、使う相手を間違えると大変失礼になります。このような場合は
May I have your name?
と言います。
- 8. Of course.
もちろん。
- 9. Would you like another piece of cake?
ケーキをもう1切れいかがですか。
※最初の「Would you like 〜?」は3番と同じ表現です。
後ろの「another piece of cake」というのは「a piece of〜」という「1切れの〜」という表現が元になっています。
「a piece of 〜」 1切れの
「another piece of 〜」 もう1切れの
- 10. No, thank you. I'm full.
いいえ結構です。お腹がいっぱいです。
※「No, thank you.」は断りの表現です。
「I'm full.」というのは「お腹がいっぱいです」という表現で、逆に「お腹がすいています」という表現は「I'm hungry.」と言います。