受動態の文(byを使わない文) 中学英語の勉強法

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受動態の文(byを使わない文)

前回は「受動態の文(否定・疑問文)」の解説をしました。今回は「byを使わない受動態」をお話します。

前回の復習

否定文: be動詞の後ろにnotを入れる

疑問文: be動詞を主語の前にだす。


受動態も「be動詞」を使った文なので同じルール。


例文)
肯定文: 
This desk is used by Ken.
(この机はケンによって使われます


否定文: This desk is not used by Ken.

 

(この机はケンによって使われません


疑問文: Is this desk used by Ken?

 

(この机はケンによって使われますか


答え方:  Yes, it is. / No, it is not.

 

(はい使われます) (いいえ使われません)


受動態の過去形

受動態の過去形は「be動詞を過去形」にしてあげればOK.


例文)
現在形: Dinner is cooked by my mother.

 

(夕食は私の母によって作られます


過去形: Dinner was cooked by my mother.

 

(夕食は私の母によって作られました


* それぞれの文の否定文は「is」や「was」の後ろに「not」を入れればOK。

 

どんなときにbyを使わない受動態を使うか

先生愛美ちゃんこんにちは。今日もはりきっていこう。


生徒はい、お願いします。


先生前回は受動態の否定文や疑問文の勉強をしたよね。そこまでで


「受動態の形と意味」
「受動態の否定文」
「受動態の疑問文」


と一応の基本の説明は終わったんだけど、受動態はまだ奥が深いからね。


生徒はい、頑張ります。


先生今回は「byを使わない受動態」というのを説明するよ。前回までで受動態といったら「be動詞 + 過去分詞」の後ろに「by 〜」(〜によって)というのを続けて


「This desk is used by Ken.」
(この机はケンによって使われます)


のように文を作っていたでしょう?


生徒はい、そうです。


先生今回はこの「by 〜」を省略する言い方になるんだよ。


生徒でもそれを省略すると誰がしたのか分からなくなりませんか?


先生そう、いいところに気づいたね。


だからいつでも省略できるわけではないんだよ。じゃあどんな時に省略できると思うかな?


生徒え〜分からないです。


先生今、愛美ちゃんが言ったように「by 〜」を省略してしまうと誰が動作をしたのか分からなくなってしまうよね。だから、逆に言えば、それを言わなくても分かる時には省略することができるんだよ。


生徒???


先生ちょっと分かりづらいね。例えばこんな例を考えてごらん。「毎朝8時に開く花屋さんがあります」この花屋さんは誰が毎朝8時に店を開けるでしょうか?


生徒それはもちろん、花屋さんで働いている人です。


先生そうだよね。まさか、通りがかりの人が「おっ、8時だ」といって勝手に店を開けたりしないよね。


生徒はい(笑)。だいいち開けられませんし。


先生そうだよね(笑)。


これって言わなくても誰がやっているのか分かったんじゃない?


生徒あっ、本当だ!


先生ね、こういう場合がそうなんだよ。これを英語で考えてみるよ。上の例文をそのまま英語にすると長い文になるからちょっとだけ変えるね。まず最初に能動態の文から


「彼らは8時にお店を開けます」

 


「They open the shop at eight.」


次にこの文を受動態に変えるよ。


「お店は8時に開けられます」

 


「The shop is opened at eight.」


×The shoo is opened by them at eight.
                ↑         
ここに「by them」は入れない


補足説明をしておくね。まず能動態の文の主語「They」は省略できないので必ず入れること。しかし、受動態では「by them」を省略する。


これは今話したように、能動態の「They」は『お店の人』と言わなくても分かるから


生徒なるほど、分かりました。


先生他にこんな例もあるよ。「アメリカでは英語を話します」はい、誰が英語を話しているの?


生徒アメリカ人ですか?


先生うん、まぁそうだね。ただ、この場合はアメリカ人だけとは限らないよ。日本人がアメリカに行っても英語を話すでしょう?


生徒あっ、そうか。じゃあアメリカにいる人たち。


先生そうだね。それなら間違いないかな。この場合も「アメリカで英語を話します」といわれれば誰が話すのかは想像がつくでしょう。


じゃあこれもちょっと英語にして考えてみようか。まず能動態の文から、


「彼らはアメリカで英語を話します」

 


「They speak English in America.」


受動態にすると


「英語はアメリカで話されています」

 


「English is spoken in America.」


「spoken」は「speak」の過去分詞だからね。


×English is spoken by them in America.
              ↑

 

ここに「by them」は入れない


ここでも「by them」が省略されているよね。能動態で使われている「They」が「アメリカにいる人たち」だと言わなくてもわかるから。このように


『誰にされるのか言わなくても分かる場合はbyを省略する』


ということなんだよ。


生徒なるほど、分かりました。


by省略する受動態


「by 〜」というのは「〜によって」と『誰によってされたのか』を説明するために入れてあげます。普通の受動態ではこれを文の後ろにつけてあげますが、入れる必要がない場合は省略します。その場合というのが


『言わなくても誰にされるのか分かる場合』


です。次のような文はよく出てきますので確認してください。


例1)
能動態:They speak English in America.
(彼らはアメリカで英語を話します)
        ↓
受動態:English is spoken in America.
(英語はアメリカで話されています)


* アメリカで英語を話しているのは「アメリカにいる人たち」だと言わなくても分かるから。
*「spoken」は「speak」の過去分詞


例2)
能動態:They open the shop at eight.
(彼らは8時にお店を開けます)
        ↓
受動態:The shop is opened at eight.
(お店は8時に開けられます)


* お店を開けるのは「お店の人」だと言わなくても分かるから。


例3)
能動態:We see stars at night.
(私達は夜に星を見ます)
        ↓
受動態:Stars are seen at night.
(星は夜に見られます)


* 星は限られた人だけでなく、誰でも見れるものなので言わなくても分かるから。
*「seen」は「see」の過去分詞


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