不定詞の形容詞的用法 中学英語の勉強法

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不定詞の形容詞的用法

前回の復習

不定詞
  • 形 :to + 動詞の原形

    ※どの用法でも形は同じ。


名詞的用法
  • 訳し方:〜すること

    ※ただし日本語らしく訳すことを意識する。
    ※テストでは「〜すること」となっていないことも多いので注意。


例文
  • I like to play tennis.

    (私はテニスをするのが好きです)


  • He wants to swim in the sea.
    (彼は海で泳ぎたい)

名詞的用法で大切な表現
  •  want to 〜(〜したい)

    =would like to 〜(〜したい)


  • try to 〜(〜しようとする)

 

形容詞の働きとは

先生リョウ君こんにちは。前回は「不定詞」という単元に入ったんだけど、覚えているかな。
少年はい、覚えています。
先生不定詞というのは前回の「名詞的用法」、今回の「形容詞的用法」、そして次にやる予定の「副詞的用法」と3つあるけどもどれも形は共通していたんだよね。
どんな形になるんだったかな?
少年はい、「to + 動詞の原形」です。
先生そうだね。
今回もその「to + 動詞の原形」を使うんだけど用法が違ってくるから、どこが違うのかをしっかりおさえられるようにしてね。
少年はい、分かりました。
先生まずは今も形のことを話題にしたけど、「形容詞的用法」の形と意味を確認していこう。


不定詞の形容詞的用法

  • 形 :to + 動詞の原形

  • 意味:〜するための、〜すべき


「形容詞的用法」というのは、『形容詞のような使い方』ということで、形容詞というのは“名詞を修飾する働き”ということだったよね。
生徒そういう話は苦手なので、あんまり覚えていません・・・。
先生う〜ん、そうか。
簡単な例を挙げていえば日本語で
「美しい花」
といったら「美しい」という言葉が後ろにある「花」という言葉を「どんな花」なのか解説しているでしょう?
少年はい。
先生このとき「花」というのは名前だから「名詞」。
そして「美しい」は花という「名詞」をどんな花なのか説明しているから、これが「形容詞」というんだよ。
生徒あ〜、そういうのを形容詞っていうんですか。
先生そう。そのように
「名詞を修飾(説明)する働きを今回は不定詞がやるよ」
という話なんだよ。分かる?

少年なんとなく分かりました。


形容詞とは

  • 名詞を修飾(説明)する働き
    例)「美しい花」

※「美しい」は「花」という名詞を説明しているから形容詞


不定詞の形容詞的用法

先生では例文を挙げて解説していくよ。

  • 例文)
    This is the book to read.
    (これは読むための本です)


この文の「to read」が不定詞の形容詞的用法だよ。下の日本語訳で「読むための」と言っているよね。
少年これが形容詞的用法ということはさっきの話だと「名詞」を修飾しているんですよね。
先生そうだよ。
この文の場合は「読むための」→「本」となっているから、この「本」という名詞を修飾している不定詞なんだよ。
少年なるほど。
先生それでは次の文を見てごらん。

  • 例文2)
    I have a lot of homework to do.
    (私はするための宿題をたくさん持っています)


これなんだけど、ちょっと日本語として不自然だと思わない?
少年そうですね。こういう場合だったら
「やらないといけない宿題がたくさんあります」
とかが自然だと思いますが。
先生そうだよ。まさにその通り。前回もふれたけど、「日本語らしくなるように訳す」ということを話したよね。そのことを考えると「するための宿題をたくさんもっています」というのは自然な日本語とはいえないね。
今回勉強している形容詞的用法は3つある用法の中で一番

「英語の直訳と日本語の訳が違っているように見える」

からね。今回は形容詞的用法の基本的なことを解説して次回は演習問題をたくさんやっていこうと思っているよ。
この用法は慣れるのに少し時間がかかるから、たくさん問題を解かないといけないからね。
少年そうなんですか、分かりました。
先生それじゃもう少し他の例文も見てみよう。

例文)

  • I want something to drink.
    (私は飲むための何かが欲しい)

     


    (私は何か飲み物が欲しい)


  • She wanted something cold to eat.
    (彼女は食べるための何か冷たいものが欲しかった)

     


    (彼女は何か冷たい食べ物が欲しかった)


  • He had no time to eat lunch.
    (彼は昼食を食べるためのゼロの時間を持っていた)

     


    (彼は昼食を食べる時間が全然ありませんでした


  • Tsutomu has nothing to do today.
    (ツトムは今日するためのゼロのものを持っています)

     


    (ツトムは今日することが何もありません



少年いっぱいありますね。
先生今回の形容詞的用法で必ずおさえておきたい表現をあげたからそれを解説して今回は終わりにするよ。
まずは最初の文にある

「something to drink」

これは「飲むための何か」という直訳になるけど、もちろんそんな言い方は日頃使わないから日本語らしく変えていく。
something to drink」 → 「飲むための何か」

   →「何か飲み物


次はこの言い方に「cold」が入ったパターン。

something cold to eat」 → 「食べるための何か冷たいもの」

  →「何か冷たい食べ物

これらの言い方はもちろん他にも



  • 「something cold to drink」 → 「何か冷たい飲み物」

  • 「something hot to eat」 → 「何か温かい食べ物」


更には



  • 「anything cold to drink」 「anything hot to eat」

  • 「nothing to do」


なども言えるからね。




形容詞を入れる場所


  • cold, hotなどを入れる場所

     


    〜thing の後ろに入れる



例)



  • something cold to

  • anything hot to



 

ということ。


少年はい。


「something to drink」で「何か飲み物」


「something cold to drink」で「何か冷たい飲み物」


ですね。


先生そう。それからもう一つは


I have no 〜


のパターン。


この「I have no 〜」というのは「私はゼロ(no)のものを持っています」という意味を表しているんだよ。


I have no books.」 → 「私はゼロの本を持っています」
 → 「
私は一冊も本を持っていません


I have no time.」 → 「私はゼロの時間を持っています」
 → 「
私は時間が全然ありません


I have no money.」 → 「私はゼロのお金を持っています」

 

→ 「私はお金を全く持っていません


英語ではこのような「no」の使い方をよくするんだよ。この「I have no 〜.」という言い方にも慣れていけるようにね。


少年分かりました。


先生では今回はこのくらいにして次回は形容詞的用法の演習問題をやっていくからね。


少年ありがとうございました。


今回のポイント


今回は不定詞の2つ目の用法「形容詞的用法」というものを説明しました。


この形容詞的用法は3つの中でも一番苦手な人が多い用法です。なぜかというと、上でも触れていたように英文の直訳と自然な日本語訳が結構違っている場合が多いからです。例えば、


例1)

something to drink」 → 「飲むための何か」
   →「
何か飲み物


something cold to eat」 → 「食べるための何か冷たいもの」

→「何か冷たい食べ物


例2)

I have a lot of things to do.

 


私はするためのたくさんのものを持っています。

 


私はたくさんすることあります


例3)

I have no time to read books.

 


私は本を読むためのゼロの時間を持っています。

 


私は本を読むための時間が全然ありません


このように形容詞的用法では英語独特の表現に慣れていくことが大切になってきます。


たくさん問題に触れて英文や日本語を見た瞬間に、「あっ、あれだな!」と分かるようになるまで頑張ってください。


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