受験生の夏休み 中学英語の勉強法




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受験生が夏にやるべきこと

受験生は夏の過ごし方が大切です。
高校受験も大学受験もどの受験生でもそうですが夏を制する者が受験を制します。

 

ここでは英語にしぼってお話をしますが、ほぼ他の教科にも共通していると思います。

 

中学3年生の皆さんが夏休み中にこれだけはやっておいてほしいものを挙げてみますので参考にしてみて下さい。

1・2年生の復習

これはその人の理解度によってもずいぶん変わってきます。

 

英語では中学1年生の最初に習った「be動詞」から中学3年生のおそらく最近習った「現在完了」や「受動態」までを復習しておきましょう。

 

2学期に入ってもまだ新しい単元の勉強はしていきますがそれらを理解していくためにも、ここまでに習った内容の理解は欠かせません。

 

特に今の段階で「be動詞と一般動詞の使い分けができない」とか「命令文って何?」などという人は中1の内容の理解が足りないか、忘れてしまっているので必ずおさらいをしておきましょう。

 

「be動詞と一般動詞の使い分け」は英語の基礎の基礎ですし、「命令文」が関係した書きかえの受験問題もよく出されます。受験問題で特に大切になってくる単元を挙げておきます。

 

<中1の内容>

 

「be動詞と一般動詞の使い分け」
(英語の基礎です)

 

「三人称単数」
(ここで挫折した人も多いはず)

 

「現在進行形」
(これは現在分詞との使い分けで混乱しやすいです)

 

「can」
(これはその他の助動詞の使い方を理解する上で大切です)

 

「命令文」
(命令文とからめた書きかえ問題がよく出されます)

 

<中2の内容>

 

「不定詞」
(受験問題でこれが出ないことはないでしょう)

 

「動名詞」
(不定詞や進行形、現在分詞とからめて出題されます)

 

「比較」
(これも書きかえ問題が多いです)

 

「文型」
(特に第4文型⇔第3文型の書きかえ問題や第5文型のmakeやcallを使った文)

 

<中3の内容>

 

「現在完了」
(3つの用法をきちんと使い分けられることが大切です)

 

「受動態」
(長文の中に並べかえ問題として出されたりします)

 

* 中3の内容は他にもまだありますが、1学期までに習った内容ということで書いています。

 

これらが苦手だという人はうすい問題集を買って総復習をすることをおすすめします。こういう勉強のためにまとまった時間が取れるのは夏休みだけです。

不規則動詞

中学2年生になる頃に不規則動詞の過去形を習い、中学3年生になった頃に過去分詞というものが登場したと思います。

 

高校入試には70個ちょっとの不規則動詞の過去形と過去分詞形を覚えておく必要があります。

 

不規則動詞の他にたくさんの熟語も覚えていくことになりますが、2学期にはいる前に不規則動詞をマスターしておけばかなり楽になります。

 

逆にそれができていないと、2学期にたくさんの熟語と不規則動詞の両方を覚えていくことになりますからね。



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