中1 3学期 期末テスト対策 part2 中学英語の勉強法




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中1 3学期 期末テスト対策 part2

問題

次の日本文にあう英文になるように並べかえて文を完成させなさい。

また(7)は下線に適語を入れなさい。

 

1.ケンは今何をしていますか。

 

(Ken, now, what, doing, is, ?)

 

2.誰がクミを手伝っていますか。

 

(helping, who, Kumi, is, ?)

 

3.速く運転してはいけません。  
(fast, don't, drive)

 

4.図書館では静かにしなさい。  
(library, be, the, in, quiet)

 

5.私達は夜に星を見ることができます。  
(see, we, stars, night, at, can)

 

6.あなたたちは英語が話せますか。  
(you, English, speak, can, ?)

 

7.はいできます。(7の答えとして)

 

Yes,(   )(   ).

解答・解説

1.ケンは今何をしていますか。

 

(Ken, now, what, doing, is, ?)


この問題は「しています」という言い方から現在進行形だと分かります。現在進行形の決まりは、

<現在進行形>

  • 形 :be動詞 + 〜ing

  • 意味:〜している


となります。また否定文や疑問文の作り方、それに対する答え方はbe動詞を使っている文なので難しく考えずに今までに習ったbe動詞の文と同じように考えればよいのでした。
この問題では「何を」となっていますから疑問詞を使います。疑問詞は文の最初に来るというルールがあったので「What」で始まるということは問題ないですね?
そしてその後ろには「疑問文」が続きますから「ケンはしていますか」が続き、
「is Ken doing」
最後は「今」という意味の「now」がきてクエスチョンマークで終了です。

「ケンは今何をしていますか」

  

↓ カタマリで切ると・・・

「ケンは / 今 / 何を / していますか」

  

↓ 英語で並べる順番にかえると・・・


「何を / ケンはしていますか / 今」
  

「What / is Ken doing / now / ?」

正解: What is Ken doing now?

2.誰がクミを手伝っていますか。

   (helping, who, Kumi, is, ?)


次の問題です。この問題も「手伝っていますか」という日本語から現在進行形の文だと分かります。また「誰が」という疑問詞が入っているということも上の問題と同じです。
ただしこの問題では一つ注意点があります。それは疑問詞です。この「誰が」という日本語から気づいた人もいると思いますが、「〜が」となっているということは、この「誰が」つまり「Who」は、

“文の主語になっている”

ということです。疑問詞が主語になるということなんてあるのかと思う人もいるかもしれませんが、あります。
そしてその場合は文の作りが普通の疑問文の場合と少し変わってくるということに注意が必要になります。

〔疑問詞が主語になる疑問文の場合〕

  • 形:「疑問詞 + 動詞


つまり「主語 + 動詞」という語順になる。
※ちなみに普通の疑問詞のある疑問文の場合は・・・

形:「疑問詞 + 疑問文」

この問題の場合は次のように考えていきます。

「誰がクミを手伝っていますか」

   ↓ カタマリで切ると・・・

「誰が / クミを / 手伝っていますか」


   ↓ 英語の順番に並べると・・・


「誰が / 手伝っていますか / クミを」


   ↓


「Who / is helping / Kumi?」


「Who(誰が)」「is helping(手伝っています)」というように疑問詞が主語になるときは「疑問詞 + 動詞」、つまり「主語 + 動詞」という順番になるという特徴がありますので覚えておきましょう。


正解: Who is helping Kumi?




3.速く運転してはいけません。

   (fast, don't, drive)


今度の問題は「〜してはいけません」となっていることから命令文だと分かります。


命令文の基本は「動詞の原形」で始めて、「〜しなさい」となりましたが、ここでは「〜してはいけません」となっているので禁止の命令文ということになります。


禁止の命令文は文の最初に「Don't」をつけてあげればいいだけなので、「Don't」の後ろは「動詞の原形」が続くということになりますね。ここまで分かればあとは簡単です。


正解: Don't drive fast.




4.図書館では静かにしなさい。

(library, be, the, in, quiet)


この問題も「〜しなさい」となっているので命令文です。ただし今度は基本の命令文になります。上でもお話しましたが、基本の命令文は「動詞の原形」で始めます。


ではこの問題ではどうなるでしょう?


ここでは動詞の原形は「be」しか見当たりませんね。そうです、ここでは「be動詞の原形」の「be」を使います。


結構この「be」で始まるパターンは苦手な人が多いと思いますが、あなたはどうですか?


きちんと理解している人は少ないと思います。出てくるパターンが決まっているので、フレーズごと覚えてしまっているからとりあえず解けるという人もいるかもしれませんね。せっかくですからここできちんと理解しておきましょう。


〔beで始まる命令文って何?〕

これも実は大したことはありません。命令文の作り方の基本がしっかり理解できていれば分かります。ちょっと下の例文を見てください。


例1)


You study English hard. (あなたは一生懸命英語を勉強します

↓   ↓
×  Study English hard. (一生懸命英語を勉強しなさい


上の文が普通の文で、下の文が命令文です。
主語が消えて動詞の原形ではじめていますね。では次の例文も見てください。


例2)


You are kind to old people. (あなたは老人に親切です

↓  ↓
×  Be kind to old people. (老人に親切にしなさい


今度の例文も上の文が普通の文で、下の文が命令文です。
やはり上の文の主語が消えていますが、ここではその後ろに注目してください。問題の「Be」で始まっていますね。説明しなくてもこれを見れば分かったかもしれませんが、解説します。


命令文の基本は、「主語をとって動詞を原形ではじめる」と何度も言ってきました。例1)では元の文が一般動詞を使っている文だったので命令文の動詞はその一般動詞の原形で始まっています。


ところが例2)では元の文が“be動詞”を使った文だったのです。ですから同じように考えて命令文にしていくと、主語をとって動詞の原形ではじめたら「am, is, are」というbe動詞の原形は「be」なので、「Be 〜」という命令文になるというわけです。


これで「Be 〜」となる命令文はどんなときにできるのかが理解できましたか?


「普通の文が書いてあって、それを書きかえなさいという問題なら分かるけど、そうじゃないから分からない」


という人は、自分で「普通の文」を考えればいいだけの話です。この問題で言えば


「図書館では静かにしなさい」


  ↓ 普通の文に直すと・・・


「あなたは図書館で静かです」


  ↓ 英語にすると・・・


「You are quiet in the library.」


  ↓ 命令文に変えると・・・


Be quiet in the library.」


このように考えればできるようになりますので、苦手な人は練習を積んでいきましょう。


正解: Be quiet in the library.




5.私達は夜に星を見ることができます。

   (see, we, stars, night, at, can)


次の問題です。
今度の問題は「できます」という表現からcanだと分かります。「can」の使い方のポイントは



  • 「can + 動詞の原形」
    (〜することができる)

でした。


「私達は夜に星を見ることができます」


   ↓ カタマリに切ると・・・


「私達は / 夜に / 星を / 見ることができます」


   ↓ 英語の順番に並べると・・・


「私たちは / 見ることができます / 星を / 夜に」


   ↓


「We / can see / stars / at night.」


正解: We can see stars at night.




6.あなたたちは英語が話せますか。

   (you, English, speak, can, ?)


今度の問題は「話せますか」→「話すことができますか」ですからcanの疑問文になります。


canの疑問文は、canを主語の前に出してあげればいいだけなので、簡単ですね。


「あなたたちは英語が話せますか」


   ↓ カタマリに切ると・・・


「あなたたちは / 英語が / 話せますか」


   ↓ 英語の順番に並べると・・・


「あなたたちは話せますか / 英語が(を)」


   ↓


「Can you speak / English?」


「あなたたちは」というのは英語では「あなたは」と同じです。単数と複数のどちらも「You」になったことを思い出してください。


正解: Can you speak English?




7.はいできます。 (7の答えとして)

   Yes,(   )(   ).


やっと最後の問題ですね。
これは秒殺です(笑)


といっても「Yes, I can.」なんてやったら思うつぼですよ。これは「7の答えとして」答えるのですよね。「7」では何て聞いていたのですか?


「あなたたちは・・・?」


と聞いていましたよね?
この場合答えるときは何ていわないとおかしいですか?


「あなたたちは・・・?」 → 「はい私は・・・」


これではみんなに尋ねているのに、「私一人だけ」が答えていませんか?これではまずいですね。


「あなたたちは・・・?」 → 「はい私たちは・・・」


こう答えてあげないとダメですよ。


正解: Yes, we can.


オバマ大統領で有名になったこのフレーズで今回は終わりにしましょう。




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